*cloudcandeとは [#xa0efeeb] -ガイガーカウンタなどの放射線計測値その他の環境計測値などを、マップに載せようという構想です。 -誤差の大きい個別の計測値を、クラウド上でつき合わせることによって校正することを考えています。 -現在は、それの準備段階として自作でガイガー管やガイガーカウンタを作る方法を開発しています。 -日本Androidの会 原子力部「NINJA」の中の1アプローチとして、各展示会に出展をしています。 -最新情報はTwitter hash #cloudcande で! *各種資料 [#tde26752] 各イベントで使用した資料を公開しています **ガイガーカウンターミーティング(2011/6/11) [#y7fb3ee7] -ブースで配布した小冊子「VGMTガイガー管作成手順」 --http://openforce.project2108.com/file/cloudcande/VGMTmethod20110611.pdf ---元ネタはこれ http://bit.ly/l2Q243 --twitpicの内容をミーティング当日の午前中にカフェでまとめたものです。 --あわてて作ったので誤記とかがありますが、ブースで配布したそのままをアップしました。 --ご利用は自由です。 --2011/6/13 改訂版が出ました。 ---http://openforce.project2108.com/file/cloudcande/VGMTmethod20110612.pdf -LTでお話しした「核災害とたたかえ!」 --http://openforce.project2108.com/file/cloudcande/geiger-bis20110611.pdf --ご利用は自由です。 **福島ガイガーカウンター勉強会(2011/6/18) [#la969ccd] -座学での資料 --「ガイガーカウンターを作ろう」http://openforce.project2108.com/file/cloudcande/geigermaking.pdf --上記「ガイガーカウンターを作ろう」説明中に割り込んだ資料 ---経緯説明に使用した資料は上記「核災害とたたかえ!」と同一です ---ガイガー管の構造説明に使ったWikipediaの画像 http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/f0/Geiger.png -ハンズオンでの資料 --作成手順の資料は上記「VGMTガイガー管作成手順」と同一です --回路組み立て資料1 (写ルンですフラッシュ回路利用→イヤホンモニターまで)http://openforce.project2108.com/file/cloudcande/Geiger002.pdf --回路組み立て資料2 (秋月インバータモジュール利用→イヤホンモニター、LED発光まで)http://openforce.project2108.com/file/cloudcande/Geiger001.pdf --出力回路例 ---この回路は、講習会には使いませんでしたが後ほど@imaocaさんより提供いただいたものです。 ---真ん中が高圧回路で、この回路図は秋月インバータモジュールの場合の配線になっています。SG1ピエゾカウンターとLED1を動かします。 --http://openforce.project2108.com/file/cloudcande/imaocacircit1.png -ハンズオンの様子 --ハンズオンポスターに、「福島ガイガーカウンター勉強会」の写真を掲載しました。http://openforce.project2108.com/file/cloudcande/hanson20110618-2.pdf **写ルンです [#c780a06e] -フラッシュ回路の回路図です。実体配線になるべく似せて作っています。 -http://openforce.project2108.com/file/cloudcande/uturundesu.png **福島ガイガーカウンター勉強会 #2 in Tokyo(2011/7/18) [#h8d49e73] http://kokucheese.com/event/index/13750/ -ハンズオンの様子 http://www.flickr.com/photos/ohta_masafumi/sets/72157627102855857/ -回路 --パターンC ---http://openforce.project2108.com/file/cloudcande/patterncimaoka.jpg ---http://openforce.project2108.com/file/cloudcande/patterncimaoka.png ---パターンCで回路を組む場合には、以下の注意があります。 ---イヤホンは、イヤホン単体の時と歩数計と共に使う場合で取り付け位置が異なります。 ---歩数計改造について、配布資料より変更→歩数計内蔵の電池を使います。そのため電池を取り外さず、黒の線を接続しません。また、赤白の線は電池穴ではなく、表裏フタの間に挟み込んで外に出してください。 --パターンD ---http://openforce.project2108.com/file/cloudcande/CIMG0992.jpg ---http://openforce.project2108.com/file/cloudcande/ingram20110714.png ---http://openforce.project2108.com/file/cloudcande/makeorderingram20110714.jpg ---パターンDで回路を組む場合には、以下の注意があります。 ---写ルンです高圧回路の改造が必要です。配布資料に沿ってパターンカットおよび配線引き出しを行ってください。配線引き出しははんだごてを使うのが望ましいです。 --パーツリスト ---http://openforce.project2108.com/file/cloudcande/partslist.jpg -補足資料 --パターンD回路でPCオーディオ端子より取得した波形 ---http://openforce.project2108.com/file/cloudcande/audacity.png ---24秒の計測期間中、10秒の読み枠を設定すると、読み枠位置によって、0~5カウントまで幅が出る。 ---精度よく計測するにはどうしたらいいか? --1000回はカウントしないと正常な値にならない ---http://openforce.project2108.com/file/cloudcande/poisson.png --シーベルトに換算するのはどうすればいいですか? ---あくまで校正しないと意味がありませんし、計測条件によっても大幅に変わりますが、ざっくりした目安としてこのキットでは、CPMを40で割るとマイクロシーベルトになります。 ---β線込みの場合です ---βシールドを行ってγ線のみで計測した場合では、CPMを16で割った値がマイクロシーベルトとなります。セミナーで「100倍してください」と説明しましたが誤りでした。お詫びして訂正します。 *togetter [#q3b35fd6] ハンズオンで作成する、VGMT型自作ガイガー管の手順をまとめました。いろんな手順や用意するものはどんどん改良を加えていく途中なので、実際のハンズオンと食い違っていたりします。togetter同士でも食い違ったりしていますが、その辺は読み解いてください。 -南部製作所 お手製ガイガー管作成方法手順 --http://togetter.com/li/146251 -自作ガイガー管作成手順 ガス作成編 --http://togetter.com/li/154364 -自作ガイガー管のための素材や道具類 --http://togetter.com/li/154343 -アルゴンガスキットを使った自作管へのガス注入方法 --http://togetter.com/li/154336 *MGMC型ガイガー管 [#idbab922] -VGMT型ガイガー管の開発に伴い、量産化の要望が多数寄せられました。 -それを受け、ある程度高度な設備、材料が揃うことを前提とした量産向けのガイガー管のプランを作りました。 -α窓を廃止し、β線+γ線用に特化。薄金属板での製造工程簡略化のために、パンケーキ型としています。 -圧力隔壁が2枚のカソードに挟まるサンドイッチ構造になっていますが、これを薄板絞りによる部材に変更したり、α線マイカ窓を追加したりなどの発展の余地が多く残されています。 http://openforce.project2108.com/file/cloudcande/MGMC1-40-6.pdf -出資者を募っています。100万円の出資が募ったら1000個量産へ。 **解説 [#cf9cad8b] +これを使えば、現在ガイガーカウンター量産のネックになっている ガイガー管が日本で量産可能。 +原材料費@300。工場の加工費1000個ロット時@700。原価@1000。 +今、求められているガイガーカウンター像:ぱっとボタンを押して 瞬時に正確な数字が出る。カードサイズで、薄くて電池一つで一ヶ月 保つ。持ち歩いても温度変化しても安定していて、感度は極めて大きい。 価格は¥3,000- +そんなのは無理。不可能。 +しかしながら、不可能にもかかわらず各社は製品開発を進めている。 そして秋には各社より一般人向けの放射線検出製品が出揃う。 要望に応えんとして各社が呈示するものは、約3万円前後のガイガー カウンター、シンチレーター、半導体カウンター。そしてシンチレックスを 使った放射線検出機能付のもっと安価なプラスチック製品。 +そんな中で我々がガイガー管製品を提供したとして、意味のある 製品は? それは一万円以内で、ポケットに入ってランプとブザーだけ ついている、シーベルト表示はせず、相対傾向がわかるだけのガイガー 検出器。それをすぐに提供できるなら、意味がある? +その製品を提供するにあたり、我々がガイガー管を製造する意味はあるか? +人件費の高い日本でも十分安いコストで製造できる設計は可能。 塩素ガス設備が整った工場での製造を前提で、工数低減と安定性、 性能を両立し、ライバルに伍するものを作ることができる。 とはいえ、提供者サイドにとってそれほど魅力的な話ではない。 +ニーズは大きい。要望者は、独自量産ガイガー管が魅力的だと感じるか。 魅力的だと感じるなら、自分でお金を出してもいいような覚悟があるか。 一口10万円で、3年償還。だけど5.のようにライバルは多い。お金を捨てる 覚悟で出資できるか。 +1口10万円。100万円集まれば、1000個ロットで生産。性能はロシア製 SBM-20並(性能は高い)。原価@1000でガイガー管自体も@3000前後 なら販売可能? ガイガー検出器はガイガー管も含め原価@4000で @8000前後で販売ぐらいで。ただ、@1000ぐらいの基金、@1000ぐらいの 流通費、@1000ぐらいのサポート費を見込んでおかなければならない だろうからお金が沢山儲かるようなお話には程遠い。 **計画の進捗 [#qea038b1] -2011/7/20 出資者などの目処がつきつつあります。 -2011/7/20 製造会社の公募を開始しました。興味のある方はopenforce [ あっとまーく ] project2108.comまでご連絡ください。 **製造会社様へ呈示させていただく条件 [#f6942b89] -1ロット1000個で加工費@700 -1000個/ロット、納入価格@1000+α、αはガスボンベ費用。 -分納可能、都度現金決済。 -先行試作100個分はファーストロットに含み、デキは問わず。 -先行試作指導は都合にあわせて。 -減圧チャンバーでの作業が必須。 --減圧チャンバーは必要に応じ支給。 -ガスボンベは必要に応じ供給。 -塩素ガス取扱いのスキルは必須。 -塩素ガス中和設備が既にあることが望ましい。