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3Dデザインのノウハウを、誰でも自由に使えるオープンツールを活用しながら学びます。 [#v2175407]
同じテーマでまとめた、もうひとつの資料はこちら。(鳥羽商船高専桐山研究室版) †
https://github.com/yamamurasyunsuke/3D-Design-On-The-Open-Highway/wiki/3D-Design-On-The-Open-Highway
オープンフォース版 †
全体像
http://twitpic.com/dy5fqt
加工の種類 †
- 2D加工
2次元CADやお絵かきツールでデータ作成ができる。レーザーカッターのデータに変換できる。
- 2.5D加工
2次元データに単に厚みを加えたり、穴を加えたりしたもの。二次元データを基に比較的簡単に作成できる。CNCや3Dプリンタのデータにできる。
- 3D加工
3DCADや3Dモデリングソフトを使うもの。STLファイルを経由することが多い。3Dプリンタのデータにするためには、立体が閉じていないといけない、
LibreCAD †
特徴 †
- 2DCAD。
- 保存形式はDXF。わざわざDXFエクスポートしなくていい
- ライセンス:GPLv2
- プラットフォーム:Windows/Mac/Linux
- http://librecad.org/
- 2010年にQCADから枝分かれしました
- QCADの知識がほぼそのまま使えます
簡単な使い方 †
- 円やプレートを描く
- 文字を書く
- 文字はストロークフォントなので、CNCでは使えるが3Dプリンタには持っていけない
LibreCADから3Dプリンターへ †
保存→openscad→linear_extrude(file="circleface.dxf", height=1);
F6を押してビルド→Design-Export as STL...
LibreCADからレーザーカッターへ †
- G-code 形式のデータを使う場合
- 独自形式のデータを使う場合
- それぞれのやりかたにあわせます。
- ex1,UNIVERSAL LASER SYSTEMS VLS2.30
- Windowsのプリンタドライバとして動作する
- WindowsのLibreCADから印刷する
- 初期設定 デフォルトのレイヤーのをペン色を赤に。ペン幅を0.00mmに。
- 印刷時にまずプレビューし、サイズを1:1に選択してから印刷
- 印刷枠のどこに図形を置くかをマウスドラッグで動かせるので、VLSの画面ではみ出た場合はプレビューに戻って調整する
- ex2,CorelLaser?
- DXFで保存したものをCorelDraw?で読み込み→調整→出力
LibreCADからCNCへ †
Inkscape †
http://www.inkscape.org
GPL
- 二次元のベクトルグラフィックソフトです。
- 文字や写真を使うことが簡単です。
DXF プラグイン †
- Inkscape標準のDXF形式保存はあまりうまく動かないみたいなのでプラグインでDXF出力します。
- いくつかあります
- 「Inkscape OpenSCAD DXF Export」
- 「Better DXF Output Unicode」
プラグインのインストール方法 †
ダウンロードしたものを解凍し、extensionsフォルダにコピー
- Windowsの場合 inkscapeプログラムがインストールされているフォルダのshare/extensions
- Macの場合 inkscapeプログラムがインストールされているフォルダのContents/Resouses/extensions
- Linuxの場合 /usr/share/inkskape/extensions
簡単な使い方 †
- 円やプレートを描いて、文字を書く
- 必ず、オブジェクトをパスに変更
- Better DXF Output(*.dxf)で保存
- Gcode形式で出す場合
- 独自形式で出す場合
- それぞれのやりかたにあわせます。
- ex1,UNIVERSAL LASER SYSTEMS VLS2.30
- Windowsのプリンタドライバとして動作する
- WindowsのLibreCADから印刷する
- 初期設定 レイヤーデフォルトを赤に。線太を0.000mmに。
- 印刷時にサイズをFITしない
- ex2,CorelLaser?
- DXFで保存したものをCorelDraw?で読み込み
- ビットマップからベクターデータ、3Dデータを作成する
Inkscapeから3Dプリンターへ †
DXF形式で保存してOpenSCADで作業
Inkscapeからレーザーカッターへ †
LibreCADと同じ
InkscapeからCNCへ †
pyCAMを使います
設定によってはコピペでデータを移せるようです。
LibreCADからCNCへ †
OpenSCAD †
http://www.openscad.org/
GPL2
使い方 †
立方体、球などを組み合わせて使います。
cube(size = 10);
と打ち込んでF5で立方体描画、
cube(size=[15,5,20]);
と打ち込んでF5で直方体描画
時計の文字盤の例
for ( i = [0 : 11] )
{
rotate( i * 360 / 12, [1, 0, 0])
translate([0,40, -0.5])
cube(size=[2,25,1]);
}
for ( i = [0 : 59] )
{
rotate( i * 360 / 60, [1, 0, 0])
translate([0, 48, -0.5])
cube(size=[2,16,1]);
}
difference() {
union(){
difference() {
rotate([0,90,0])
cylinder(h = 10, r= 65 );
rotate([0,90,0])
translate([0, 0, 1])
cylinder(h =10, r1 = 63, r2 = 60 );
}
rotate([0,90,0])
translate([0, 0, 1])
cylinder(h =1, r1= 10 ,r2=8
);
}
rotate([0,90,0])
translate([0, 0, -5])
cylinder(h =10, r= 5
);
}
DXFファイルを読み込む †
- 「Design」-「flush Caches」
- linear_extrude(file="circleface.dxf", height=1);
- F6を押してビルド
- Design-Export as STL...
SketchUp? †
http://www.sketchup.com/ja
http://www.sketchup.com/download/all
SketchUp? 8
最新バージョンはSketchUp? Makeであるが、例えば学校関係などには無料では使用できないため、過去のバージョンのSketchUp? 8 を今回利用。
Linuxにインストールする方法 †
SketchUp?はLinuxには公式に対応していないので、wineを使って動作させます。
Ubuntu Linux 13.10 (x64)で動かした例 †
sudo add-apt-repository ppa:ubuntu-wine/ppa
sudo apt-get update; sudo apt-get install wine1.7
- SketcuUp?を動かすための設定
- Configure wineを選び、「ライブラリ」-「Riched20」-「追加」
- 「アプリケーション」で「アプリケーションを追加」で「SketchUp?.exe」の場所を選び、「開く」
- SketchUp?.exeを押してからWindowsバージョンを「Windows 7」とする。
- コマンドラインで wine regedit と打ってエンター、
- 「\HKEY_CURRENT_USER\Software\Google\SKetchUp8\GLConfig\Display」
のHW_OKを1にする。
- 起動はUnityメニューからSketchUp?を選ぶ。
Macにインストールする方法 †
(参考:SketchUp? Makeの場合です)
- http://www.sketchup.com/ja ここの「SketchUPのダウンロード」をクリックします。
- 使用用途を選択します。個人的なプロジェクトを選択した場合、「SketchUp? Makeのダウンロード」というボタンが表示されるので、各項目を入力後、クリックします。
- SketchUp? Makeをインストールします。
起動 †
- 起動スプラッシュから、「製品デザインと木工 - ミリメートル」テンプレートを選びます
- 起動してから設定する場合は、「ウィンドウ(W)」-「環境設定」-「テンプレート」から呼び出します
- 四角を書いてみましょう
- 文字を入れてみましょう
- 引込みさせてみましょう
SketchUp?を使って積み木っぽいオブジェクトデータ作成 †
ギャラリーを使う
STLファイルにする方法 †
いくつかあるようです
Linux:Ubuntu13.04およびWindows8.1で試したところ、では一番上、2番目はダイアログやウィンドウがホワイトアウトしてしまいました。(2番目はrbz形式のもののテストと一緒に行ったので改めてテストをした方がいいかもしれません。)
- プラグインをインストールする方法
- Windows C:\Program Files (x86)\Google\Google SketchUp? 8\Plugins にrbsまたはrbファイルをコピー
- Mac /Library/Application Support/Google SketchUp? [VERSION]/SketchUp?/Plugins にrbsまたはrbファイルをコピー
- 3つ目のものをインストールすると、「プラグイン」メニューからInport/Exportできるようになります。
pycam †
Ubuntuでのインストール †
apt-get install python-opengl python-gtkglext1 python-support libgtkglext1 freeglut3
dpkg -i pycam_0.5.1-1_all.deb
Windowsでのインストール †
- PyCAM,Ghostscript,pstoeditをパッケージでインストール
- PyCAMを先にインストールして、設定画面からExternal Programのリンクを押すと「Requirements」ページが出てくるので「Optional external programs」に従ってインストール
- その後設定画面で場所登録 http://t.co/Y7juauJBSv
Slic3er †
MONO工作室の3Dプリンタで出力を体験してみる †